COLUMN社長コラム

リアルタイム対戦型学習サービスでこどもの学習意欲を高める「学習プラットフォーム」を展開する
FLENS(フレンズ)株式会社の社長・大生隆洋のコラムです。
「タブレット × ネットワーク × 教育」で教育の新たな価値の創造に挑む、その想いを語っていきます。

場の力

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学習塾の先生は、「教える」こと以外に「集める」こともしなければならない。

集めるとは、新規の生徒を募集することである。学習塾の中でも、教えたいけど集めたくないという先生は案外多い。実のところ、私もそうであった。集めるのは会社(塾)の仕事で、先生は教えるのは仕事。生徒募集活動を先生がやるのは望ましくない、先生の職務範囲外という考えである。

数年子供たちを教えていると、成績や合格実績が出やすい学年・クラスとそうでない学年・クラスがあることに気付いた。成果が出やすいクラスは、生徒が集まってきやすい。生徒募集が好調なほど、成果が出やすい。鶏と卵の関係かもしれないが、因果関係があるように思えてならない。

成果の出やすいクラスほど、自分のライバルを塾に紹介して、一緒に勉強しようとする。毎月新しい生徒が入会するし、子供たちの間で「次は誰を誘おう」という相談を耳にする。雰囲気は明るく、仲良い感じだが、ピリッとした緊張した雰囲気ができる。反対に、「ライバルを塾に紹介すると、自分が抜かれる」とか、「人数が増えると質問しにくくなる」とか言ってなかなか紹介してくれないクラスでは、仲は良く団結しているが、緊張感が少ない。結果、成果もなかなか出にくい感じがする。そういうクラスの先生への質問は、質問というより先生とのおしゃべりを質問と言っているような感じさえある。

このように生徒たちが作る「場の力」が、成績向上においてとても大きな役割を果たしているように確信している。

私は、以前のブログで成績向上において、授業と家庭学習の役割の比率は1:9であると書いたが、授業と場の力の役割の比率は1:9であると言いたい。

先生の仕事を「教える」ではなく、「成績を上げる、合格させる」と定義すれば、そのための「場づくり」は、実は最大の仕事であるように思える。適切なライバルが大勢いる教室を自ら作り、そのライバル同士が、良い雰囲気を持ちながらも、緊張感のある関係を作り、みんなが目標を目指しながら刺激をし合う、そういう「場づくり」が、塾の先生の醍醐味のように思えてならない。

生徒募集こそ、学習塾の先生の最大の仕事のように思えてならない。

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